支笏湖温泉街にある支笏湖第５駐車場における受益者負担金の導入について

支笏洞爺国立公園の支笏湖においては、近年、自然体験活動の多様化によりカヌー、カヤック、ＳＵＰ(スタンドアップパドルボード）など非動力船の利用が活発化しておりますが、一方で利用の集中によるマナー悪化、ゴミや船舶の放置、水難事故の増加など利用の軋轢が生じております。
支笏湖温泉地区に位置する支笏湖第5駐車場は、湖面へのアクセスが良いこと、隣接する千歳川上流部（支笏湖の流れ出し）は風などの影響を受けにくく水面が安定していることから、特に利用者が集中しており、当該エリアの再整備を契機に受益者負担による湖面利用の適正な管理が求められてきたところです。
支笏湖の事業者と関係機関の協議のもとで策定された「支笏湖ルール」が、令和４年度に一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会より包括的なローカルルールとして発行され、官民連携による湖畔・湖底清掃活動やパトロールなど環境保全や適正利用を目的とした活動が進んできました。
環境省では、支笏湖をご利用する皆様に、きれいな支笏湖を快適にご利用いただけるよう、当駐車場を基盤とした官民連携による「支笏湖ルール」の運用や活動を継続する体制の確保と受益者負担金の導入にむけて、地域関係者とともに取り組くんでいるところです。
『支笏湖をいつまでもきれいなままで』
支笏湖の持続可能な利用にむけ、皆様のご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。

【詳しくはこちらパンフレット参照ください】

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